発達障害に関わる悩みはどこに相談すると良いのでしょうか?
生きていく上で、心の内側に渦巻く悩みは誰しもが抱えているものです。
発達障害という言葉を受け入れられない方、あるいは発達障害と認識し具体的な方向性に悩む方は、お住まいの役所に相談してみましょう。
私事ではありますが、息子の発達障害が発覚し、就学について悩んでいる時期がありました。
息子が自閉症スペクトラムと正式な診断を受け、障害者手帳の発行手続きも行い、さて就学というタイミングで通級?障害者を専門に扱う学校?この悩みに対する答えが導き出せなかったのです。
そんな時に就学の方向性について役所に相談をしました。
相談はなぜ役所が良いのか?
具体的な相談はどの窓口に問い合わせれば良いのか?
相談で留意すべき点はあるのか?
そもそも相談ができない時は?
この4点について、体験を元にまとめました。
発達障害者の就学前の相談はなぜ役所が良いのか?
まず、基本的な事から解説します。
私達の日本という国は法治国家になります。
国の法律の元、私達の生きていく環境が保たれています。
そして、日本人の3大義務として、勤労の義務、納税の義務、教育の義務が課せられているのです。
教育には段階があり、中学校までは義務教育として、日本人誰しもが教育を受けられる権利があります。
以上の点を踏まえ、本題に入りましょう。
小学校、中学校までの就学については国の管理下である地方自治体の役所が基本的な窓口となります。
更に、文部科学省では障害者の人権を守る為の整備も行っている為、悩みの相談窓口を設置されているのです。
どの窓口に相談すれば良いのでしょうか?
相談といっても役所のどの窓口に相談すれば良いか分からない。
そんな時まずは、電話で役所に問い合わせましょう。
私が住む役所では次の窓口が設置されていました。
- 就学前のお子さんに関する相談
- 子供と子育て家庭の総合相談
- 成人期の発達障害者の相談
- 就学時の相談
- 教育に関する相談
このように分かれていて、目的に合わせた窓口の紹介をしてくれます。
悩み解決の第一歩として、相談は方法の一つです。
相談で留意すべき点はあるのでしょうか?
相談したことで、答えが確実に導き出されるものではない事を認識しておきましょう。
最終決断は、相談されたご本人となります。
役所の指示で決める範囲にも限度があり、人権や責任の線引きがあるからなのです。
相談で腑に落ちない、むしろ悩ましい現実に直面したなどの事案はありえます。
相談では、次の点に留意することでスムーズで満足な回答が得られます。
- 複数の悩みがある場合は整理し、1つに絞りましょう
- 話が苦手、伝える事が苦手な場合は文章にしてみましょう
- 相談後の疑問点があった場合は遠慮なく再度窓口に問い合わせましょう
そもそも相談できない場合は?
役所に相談できない何かしらの理由がある場合、是非とも私にお話を頂ければと思います。
Twitterにてお話を受け付けております。
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相談そのものが苦手であったり、話そのものが苦手であったり、なんとなく役所が苦手意識がある方々の内側にあるモヤモヤを解消すべく全力で協力いたします。
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