青梅線は二俣尾駅付近の踏切を探索【自閉症スペクトラムを抱えた子の訓練】

7回目となった
踏切探索の撮影



子供の強い要望から、7回目の踏切探索を実施。
以前から、気になっていた場所のようです。

車で走行中に見かけた踏切で、私達は気にならない程小さな踏切。

撮影もしたいとのことで、合わせて実施しました。

危険箇所、注意力の訓練は行わず、子供の思うがままに探索して、初めて気付かされた景色。


そうなんです。
子供の目線は不思議で、撮影した動画を見ると、私達が普段見ている景色と全くの別世界を見ているようでした。

目次

撮影場所


東京都は青梅市、日向和田駅~二俣尾駅の区間で、青梅街道の道添いを散歩しました。

最初の踏切は日向和田駅から400~500メートルほど歩いたところ。

青梅街道側から眺める踏切の佇まいは、気付かないほどの影が薄い印象です。


これが、踏切を渡り、青梅街道に向かって見る景色に変化を感じます。

以下に動画を掲載しておりますので、興味のある方はご覧ください。
(子供が撮影した素材です)



子供の反応


探索経路に電車移動があったため、非常に喜んでいました。

電車も好きですから、ただ散歩をするのではなく、電車に乗ることで、ストレス解消にも繋がるでしょう。


踏切を探索する間は、テンションが高く、聞きなれない発言、言葉を耳にしました。
確実な成長を感じられる探索でもありましたね。


踏切到着すると、子供の反応に変化が現れます。

ただテンションが高いのではなく、どことなく落ち着いた面持ちで踏切を眺めます。

大人である私達には分からない、景色が見えている模様。


そして、見る景色を変える為に、必ず踏切を渡ります。
越えた先から踏切をジッと見つめて、撮影開始。

あまりにも、自然な立ち振る舞いに
「カメラマンですか?」
とツッコミを入れたくなるほどでしたね。

アップロードした動画


YouTubeにアップロードした動画になります。


スマートフォンで撮影しております。
子供が手に取り撮影した素材なので、画面揺れなどありますので、ご了承願います。





感想


7回目となった踏切探索&撮影は、子供が満足できる内容だったと思います。

リスク回避、注意力の訓練などは、実施しませんでしたが、子供の発言、言葉を聞いて確実な成長を遂げていると認識した1日でした。


今後の事は未定ですが、子供の成長過程を見定めながら、必要な教育と指導を行いたいと考えております。


私達の願いは、
『将来、自立して、様々な問題に直面しても、自分の目で、自分の足で着実に生き抜ぬいて欲しい。』


子供の将来を親が決めるのではなく、子供自身が将来を決める
そして、力強く、心の大きな人間になって欲しいのです。

子供の将来を決めてしまうのは、親の身勝手なエゴです。
子供にこんな職に就いてほしい、こんな人生を送ってほしい、などは親の身勝手なエゴ。

親である私達は、子供より早く誕生しただけなのです。
子供の教育、指導は、私達の持てる知識と、経験をもとに、自立する補助であると考えております。


最後まで閲覧ありがとうございました。

コメント