成長から感じられる変化と変化しない部分

急激な変化

発達障害の特徴なのでしょうか?我が子に急激な成長がありました。コミュニケーションに不都合ありましたが、食事の席で会話のキャッチボールができるようになってきたのです。

7歳の時点では会話しても問いに対して片言だったり、考えてしまったり、返事にならない答えだったりしました。

8歳になり言葉も覚えてきましたが、まだまだ会話のキャッチボールができているとは言えない段階でした。しかしながら、急に問いに対して正確な返事をしたのです。

成長で気付いた4点

一般的には会話のキャッチボールができて当たり前の年齢ですが、発達障害を抱えている子には困難です。困難であるが故に会話のキャッチボールができた事に急激な成長を感じるのです。

私が成長を感じて気付いた点が以下の通りです。

  1. 以前は返事が答えになっておらず、問いに正確に回答できなかったのが、気付いた当時は問題ないキャッチボールができていた
  2. 発達障害の特徴である要素は消えない
  3. 脳と心のバランスが崩れるとコミュニケーション困難な状態になる
  4. 成長の変化として急激である

成長で変化しない4点

成長を感じて健常者と同じレベルに達したかというと、一概には達したとは言えません。変化として感じない点は以下の通りです。

  1. 会話のキャッチボールができるようになったが、無関心な問いに対しては正確な回答ができない。
  2. 何かに没頭していると返事や回答ができない
  3. 否定する部分には発達障害の特徴である偏りが出る
  4. 自己主張は自分から発言できない

あまりこのような分析はされないと思いますが、発達障害を抱えている私としては子の成長に対する考え方も変わったのだと思います。

成長からの変化しない点については脳の障害と言えるでしょう。親であるならば焦らずじっくりと子のペースに合わせた教育を続けていきたいところです。

成長の特徴を調査

療育センターに問い合わせたところ、成長の仕方に特徴があるとのことです。

発達障害を抱えている子の成長は階段方式で急激な変化が現れるそうです。また、出来ていたことができなくなるケースもあるようで、これも発達障害を抱えている子の特徴とのことです。

成長段階では細部にわたり、気を配りたいところです。親としては健常者と変わらない生活が問題なく送れることが願いです。

親として留意したい5点

私個人主観ではありますが留意したい点があります。

  1. 子の成長は最大限に褒める
  2. 出来ない事を叱らない
  3. 出来ない事は焦らず子のペースに合わせ、できるようになるまで教育を続ける
  4. 発達障害を障害と思わず、子は健常者として接する
  5. 偏りや無関心な特徴を子の性格として捉えない

このように感じた事は、新しい発見と急激な成長に驚きを隠せませんでした。健常者からすると難しい事ではない事柄でも、発達障害を抱えている子にとっては凄く大きな壁であるという事を再認識しました。

急激な成長があったからこそ、親として考えさせられました。また小さな成長が大きな成長として感じるのも喜びが違います。

それぞれの気付いた点や変化しない点、留意点と整理することにより今後も子の成長を見守り続けていきたいと心に強く刻んだ瞬間でした。最後まで閲覧ありがとうございました。

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