嬉しい発見
我が子の自閉症スペクトラムは成長と共に、発達障害と感じさせないほどの成長をしています。
まだまだ、健常者レベルと掛け離れていますが…
ときに、嬉しい発見がありました。
携帯電話で、過去に撮影してアップロードしたYouTube動画を見ていると。
我が子が私の持つ携帯電話に反応して、隣の部屋から駆け寄ってきたのです。
我が子「あ!西武線撮影した時の動画だ!あのね~。東村山の踏切撮影できなかったのが残念だった。」
!?驚きました。
我が子がここまで自身の気持ちを言葉で、表現したことがなかったからです。
目次
動画配信を始めた目的
YouTubeに動画配信を始める大きな目的は以下の7点。
- 子供はYouTube動画に関心が強い
- 動画を通じて言葉や意味を理解しつつある
- 撮影を通じて注意力の訓練
- 編集してYouTubeにアップロードすることで、記憶を呼び起こす
- 記憶を呼び起こすことで、脳に刺激を与える
- 撮影場所は初めての景色、初めての環境下で周囲への注意力を指導できる
- 子供が撮影することで、私達親が見えていない目線を認識できる
時代の変化も大きく、教育に関わることは私達親も悩ましい。
私は思い切った行動として、YouTubeに関心があるなら撮影をして動画をアップロードしようと。
どのような結果となるか?悩むくらいならば行動して得た結果から、次の方法や手段を考えれば良いと決断したのです。
動画配信を始めて良かった点
- 子供は運動嫌いな点があるが、撮影で長い距離を歩く為、運動不足の解消ができる
- 子供が撮影している中、周囲への注意力を教育できる場面が多くある
- 実体験を元にどのような注意が必要か訓練しやすい
- 子供の好きな分野を撮影する為、行動、意思表示、などの個性を最大限に表現させることができる
良かったと思えます。
私自身の本音としては抵抗感が強く、あまり好ましい手段ではないと思っておりました。
予想していた以上に、子供の撮影に対する関心と行動力が強かったのです。
なるべく本人の意志を上手く表現させたい、という意向もありましたから、撮影、動画のアップロード、YouTube動画鑑賞は実行してみるべきだと考えました。
動画配信を始めて悪かった点
- 携帯電話、タブレットなどの機器に依存性が強くなった
悪かった点と感じるのは、上記1点くらいでしょう。
電子機器に依存性が強くなり過ぎてしまうのも、問題点として考慮しなければなりません。
程よく距離(間隔)を置き、動画撮影を実行しております。
動画配信を始めてからの成長点
- コミュニケーション能力
- 周囲への注意力
- 新しい分野へ挑戦する気持ち
- 表現力
確実に感じた点です。
撮影、配信を始める前後では、子供の成長スピードに大きな違いを感じております。
特に、表現力。
元々、自身の主張は控えめで、言葉として他者に表現しない、できない子でした。
表現は個性を伸ばす手段として重要事項を考えていた為、子供の表現が私達に伝わるほどまでに成長を実感しています。
まとめ
元々の関心、興味のある分野ならば、子供の成長速度が速まると感じました。
自閉症スペクトラムの特性も症状として減少する中、自己表現力は大きな課題だったのです。
まだまだ健常者レベルに並ぶことはできませんが、将来の自立に向けてできることは全てやりきりたい!
と強く思ったのでした。
最後まで閲覧ありがとうございました。
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