発達障害の偏食克服に第一歩前進【キムチチャーハン】
自閉症スペクトラムの特性とも言えるべき偏食。
医療、医学の発達が進み、昭和の時代では認知度が低かった発達障害も、近代では多くの情報源が確立された事によって、広く認知されるようになりました。
それと同時に、発達障害に悩まされている方も多数いらっしゃるかと思います。
かく言う筆者である私の子も、自閉症スペクトラムと診断を受け、偏食に悩まされてきました。
この記事では、我が家の出来事の一つ、料理レシピの一例を記録として残します。
偏食は個体差がある為、万人に精通するわけでは無いのですが、目に止まった方のお力添えが出来れば幸いと考えております。
目次
偏食克服できたキムチチャーハンレシピ
- ごはん 1合
- キムチ お好み
- 醤油 大さじ1~2
- 小ねぎ 適量
- 豚ひき肉 100グラム
- ごま油 小さじ1
材料はオーソドックスです。
ひき肉はお好みで、合い挽きや、鶏ひき肉にしても美味しく召し上がれます。
我が家でのレシピに欠かせない調味料として、次に紹介する醤油が非常に愛称バツグン!!
酸味、塩味のあるキムチを使用する為、塩分過多になりがちなレシピです。
しかし、分量を減らしたり、調味料を減らすと、味気なかったり、物足りなさを感じたり、香りも単調な印象になりがち。
そこで、おススメ調味料の醤油を是非ともお試し頂きたい!!
絶賛調味料の案内
自閉症スペクトラムの我が子が唯一、認めてくれる醤油を案内します。
尚且つ、キムチチャーハンを作る際は、この醤油が無ければ、我が子は食べてくれないという魔法の調味料です。
(少々大袈裟かも…。)
コチラは、塩味が控えめな上、ダシ入りなので、優しい醤油の香りと共に、ダシの香りも漂う醤油。
何より、我が家のキムチチャーハンでは外す事の出来ない調味料で、塩分過多になるのを解消できる上に、香ばしい香りと味の奥行を引き出してくれるのです。
興味のある方は是非ともお試し頂けたらと思います。
キムチチャーハン以外にも、刺身、麺つゆ、焼き魚にも相性が良いのが特徴ですね。
大さじ一杯(約15ml)あたりの塩分は、約2gと、パッケージにも記載されており、健康に配慮されている醤油です!!
工夫は簡単でOK!キムチチャーハン調理方法
- ごま油でひき肉を炒める
- ごはんを投入する
- キムチをお好みのサイズにカットして投入する
- 満遍なく混ざり温まったら、鍋肌に醤油を投入する
- 素早く混ぜる
- 小ねぎを散らし、ごま油を少々投入する
- 素早く混ぜる
我が家の工夫点は、醤油を材料に直接投入しない事です。これは、キムチの塩分があるので、塩っ辛くなりすぎるのを防ぐためです。
醤油は香り付けのイメージで調理すると、仕上がりの香ばしさにプラスαレベルアップします。
ごま油はひき肉で使用しますが、ひき肉自体の油脂分でも充分ですのでお好みで省いても問題ありません。
最後にごま油を使用するのも、大きなポイントです。これは、キムチの酸味と匂いを抑える効果があります。
キムチチャーハンを克服できた経緯
私の息子は、チャーハンは嫌いでした。チャーハン=卵が入っている、という先入観から卵の入っていない焼き飯系も受け付けません。
キムチは元々食べられませんでした。辛味のある刺激は控えていたのと、時折食べても口内刺激にビックリして吐き出します。
スーパーで買い物をしている時でした。いつも通りお菓子コーナーに行ったところ、手に取るポテトチップスの隣にカラムーチョがありました。
カラムーチョのパッケージで、息子が「コレ食べたい」と言ったのです。
希望通り購入して、自宅で与えてみました。
「なに?これ?なんで赤いの?」
と興味津々です。そして、口に入れ息子は飛び上がりました。
「はっ!はっ!はーっ!辛い!コレ!」
食べないと思っていたのですが、息子は「辛い!辛い!」言いながらもモリモリ食べているのです。
これには、私も驚きました。
以降、おやつ購入にはカラムーチョが必ず選ばれます。
この事が切っ掛けとなり、キムチチャーハンを与えてみたところ、おかわりする程に大好きになりました。
まとめ
本当に何が切っ掛けとなるか分かりません。これで、自閉症スペクトラムの息子が食べられる料理に1つ範囲が広がりました。
成長と共に、食べられる素材、料理が増えてくれることは、親としても非常に嬉しい事です。
これからの人生がある子供にとって、栄養摂取の偏りは心配要素の一つ。
親である、私達は先導者として、できる限りの責務を果たしたいですよね。
調理、料理をされる方々に多少なりともお力添えできたでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました。
皆様の参考となれば幸いです。
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